健康情報
マイシグナル(miSignal)とは?尿でできる「がんリスク検査」|恵比寿・渋谷で相談|やさしいクリニック 広尾 白金|英語対応・土日夜診療
2025/12/12
「健康診断は受けている。でも、がん検診はちゃんとできていない気がする」
「忙しくて人間ドックの予約が後回しになっている」
「症状はないけれど、がんのことが少し不安になってきた」
こうした“もやもや”を抱えたとき、最近よく目にするのが 尿でできるがん関連の検査サービスです。なかでも miSignal(マイシグナル) は、尿を採って送ることで、複数のがん種に対する「がんリスク」を評価する検査として公式サイトで案内されています。
ただし医療情報で最も大切なのは、「便利そう」「良さそう」よりも先に、何がわかって、何がわからないのかを正しく理解することです。誤解したまま受けると、必要な検診を避けてしまったり、結果に振り回されて不安だけが増えてしまうことがあります。
本記事は、やさしいクリニック 広尾 白金(内科 皮膚科 アレルギー科 ペインクリニック内科)が、医療機関の立場から、マイシグナルについて
できること/できないこと
国が推奨するがん検診との関係
受ける前後での考え方
注意点(対象外・生理中の扱い等)
を、できる限り丁寧に整理したものです。
まず最短で相談したい方へ(当院の予約)
当院では、
・マイシグナルの受検前の相談
・結果が出た後の受け止め方
・受診、検診など次の行動の整理
についてご相談いただけます。
当院は 土日・夜も診療しており、英語対応(English available)も可能です。
ご予約はこちら
https://line.me/R/ti/p/@744yxkjg
※ 本記事は、検査を推奨する目的ではありません。ご自身の状況に合う選択肢かどうかを、落ち着いて判断するための情報提供を目的としています。
やさしいクリニック 広尾 白金(基本情報)
医療機関名:やさしいクリニック 広尾 白金
所在地:東京都渋谷区恵比寿2丁目31-3 O-KA building 3F
標榜:内科/皮膚科/アレルギー科/ペインクリニック内科
電話:03-6456-4990
公式HP:https://yasashii-clinic.jp
診療時間(現状)
月火:休診
水木土日:10:00–14:00/16:00–20:00
金:10:00–14:00
※第2・第4水曜は休診
2026年1月1日以降
月:16:00–20:00
火:休診
水木:10:00–14:00/16:00–20:00
金:10:00–14:00
土日:10:00–20:00
※ 第2・第4水曜は休診
マイシグナル(miSignal)とは?
マイシグナルは、公式サイト上で 「尿でできるがんリスク検査」として案内されている検査サービスです。尿を採って送付し、尿に含まれる情報を解析して、特定のがん種に対するリスクを評価すると説明されています。
ここで最も重要なのは、マイシグナルが扱うのは 「診断」ではなく「リスク評価」である、という点です。つまり、結果がどうであっても、「がんがある/ない」を確定するものではありません。
医療機関として、誤解が起きやすい言い方は避け、次のように整理します。
マイシグナル:がんの可能性を「確定」する検査ではない
国が推奨するがん検診:死亡率を下げる効果が確認され、対象年齢・受診間隔が定められている
したがって、マイシグナルは「検診の代わり」ではなく、状況に応じて検診や受診のきっかけとして検討する、という位置づけが安全
マイシグナル・スキャンの検査対象
公式サイトでは、マイシグナル・スキャンの検査対象がん種として、以下が提示されています。
すい臓がん
肺がん
胃がん
大腸がん
食道がん
卵巣がん
乳がん
前立腺がん
腎臓がん
膀胱がん
また、性別により対象がん種の一部が異なる旨も明記されています。(例:前立腺がんは男性のみ、乳がん・卵巣がんは女性のみ等)
※ 検査対象がん種や製品ラインナップは更新される可能性があるため、最新情報は公式サイトの表示で確認してください。
「対象外」「受検条件」「生理中」などの注意点
医療記事で特に慎重に書くべきなのが、“受けないほうがよい条件”です。マイシグナルの公式FAQには、対象外や注意事項が整理されています。医療機関としては、ここを曖昧にせず、はっきり記載させていただきます。
原則として検査対象外とされている方
妊娠中の方
20歳未満の方
(※ 受検自体は可能だが、結果は参考値として扱う旨が記載されています)生理中の方
( ※ 生理中でも受検は可能だが、尿に血液が混入している可能性があるため、結果に影響が出る可能性があるため、参考値として返却される旨が記載されています)
料金
料金はキャンペーン・プラン変更などで変動する可能性があります。受検前に当院で相談いただく場合も、まずはご相談いただけますと幸いです。
「がん検診」との関係
国(厚生労働省)が示しているがん検診の考え方
厚生労働省は、科学的根拠に基づくがん検診(市町村が行う対策型検診)を推進し、
対象年齢に達してから受けること
受診間隔に沿って定期的に受けること
「陰性」でも数年後にがんが発生する可能性があるため継続が大切であること
などを示しています。
つまり、「一度受けたら終わり」ではなく、適切な年齢・適切な間隔で続けることが基本です。
国立がん研究センター(がん情報サービス)の考え方
がん検診は、1回ですべてのがんが確実に見つかるとは限らないため、定期的に受けることが大切。ただし、必要以上に間隔を詰めると不利益が増える可能性があるので、推奨間隔で受けることが重要…という趣旨で説明されています。この2つを踏まえると、
マイシグナルは「がん検診の代替」ではない
国が推奨するがん検診は、対象年齢・推奨間隔に沿って定期的に受けることが基本
マイシグナルは、検診が途切れている人や、受診のきっかけが必要な人が「次の行動」を考える材料として検討する
健康診断(健診)と、がん検診は同じではありません
「毎年、健康診断を受けているから大丈夫」と感じる方は多いです。しかし、健康診断の内容だけでは、がん検診として十分でない場合があります。
職域の健康診断
特定健診
は、がん検診が含まれていないことがあります。このため、「健診は受けているのに、がん検診は実は未受診だった」というケースは珍しくありません。
は、がん検診が含まれていないことがあります(当院はがん健診は追加検査扱いで診療させていただいています)。このため、「健診は受けているのに、がん健診は未受診だった」というケースは珍しくありません。マイシグナルが気になった方は、まず “自分が、国が推奨するがん検診を受ける年齢に達しているか” “受けるべき検診を受けられているか” などを整理することが大切です。
どんな人が検討しやすい?
「この人は必ず受けるべき」といった断定は避けますが、その上で、一般的に検討の動機になりやすいケースを整理します。
1)忙しくて検診・人間ドックが後回しになっている方
予約、移動、時間確保が障壁になっていると、検診は先延ばしになりがちです。マイシグナルは「尿を採って送る」という形式のため、検査を始める心理的ハードルが下がると感じる方がいます。ただし、便利さが理由でも、“検診を置き換えない”ことが前提です。
2)“何か始めたい”が、最初の一歩が決められない方
不安があると情報を集め続けてしまい、行動が遅れることがあります。検査は「実施する/しない」が明確なため、行動のきっかけになる場合があります。ただし結果の受け止め方は難しいことがあるため、結果が出た後の行動計画まで含めて検討するのが安全です。
3)結果が出た後に、受診や検診の計画まで整理したい方
マイシグナルはリスク評価であり、結果を見て終わりにすると、不安が増えるだけのこともあります。受けるなら、結果が出た後に
どこに相談するか
検診、精密検査、経過観察など、次の行動をどうするか
まで、落ち着いて整理できる環境があるほうが安心です。
逆に、検査キットより先に“医療機関での受診”が優先になるケース
現在、既に症状がある場合や、強い異変がある場合は、検査キットよりも診療が優先になります。
一般論ではございいますが、
血便、黒色便、原因不明の体重減少が続く
長引く咳、血痰、強い息切れがある
しこり、出血、強い痛みなどがある
すでにがんや前がん病変で治療中、または経過観察中である
※ 厚生労働省は「治療中の方はそのがん検診の対象にならない」と説明しており、検診と診療は役割が異なります
そのような症状があるときは、検査サービスで安心しようとせず、まずは医療機関で相談してください。
当院が提携で大切にしたいこと
当院は患者さんが誤解しない情報を公式HPに用意するという目的で、今回は記事を作成しており、検査を推奨するものではございません。
当院はマイシグナルの提携クリニックとして、大切にするのは次の3つです。
1)誤解を作らない(診断ではない/置き換えない)
マイシグナルはリスク評価であり、確定診断ではない
国が推奨するがん検診の重要性は変わらない
「低リスク=安心し切ってよい」ではない
2)結果が出た後の“行動”を具体化する
結果が出たあとに
受診が必要か
どの検査が一般的に検討され得るか
どこに相談するか
を整理して、患者さんの状態に応じて個別に判断します。本記事は一般情報です。
3)続けられる検診計画に落とす
国が推奨するがん検診は、適切な年齢・適切な間隔での継続が基本です。「一度だけ」よりも「続く形」に設計することが、安心につながります。
当院での相談のイメージ(受検前/受検後)
当院では、患者さんの状況に合わせて、次のように整理します。
受検前:まず確認すること
既往歴、家族歴
現在の症状の有無(症状があれば診療が優先)
これまでの健診・がん検診歴
「どんな不安があるのか」「何を知りたいのか」
その上で、
国が推奨するがん検診の対象年齢・間隔に照らして、何が不足していそうか
検診の予定をどう組むと現実的か
などを一緒に考えます。
受検後:結果をどう扱うか
結果は「良い/悪い」で終わらせず、
“今すぐ”必要な行動があるのか
“次回の検診計画”にどう反映するか
などを整理します。
英語で相談したい方へ(English available)
当院では英語対応が可能です。検査サービスは用語が難しく、誤解が起きやすい分野です。英語での説明が必要な場合も、目的に合わせてご相談ください(English available)。
よくある質問(FAQ)
Q1. マイシグナルは「がんがある/ない」を確定できますか?
A. いいえ。マイシグナルは「がんリスクを評価する」検査として案内されています。確定診断の代わりにはなりません。
Q2. 結果が低リスクなら、がん検診を受けなくてもいいですか?
A. いいえ。国は、がん検診を対象年齢と推奨される受診間隔に沿って定期的に受けることが大切だと説明しています。検査サービスの結果だけで検診をやめる判断はおすすめしません。
Q3. 健康診断(健診)を受けていれば、がん検診も受けたことになりますか?
A. 必ずしもそうとは限りません。健診の内容にはがん検診が含まれていない場合があります。ご自身が受けた健診項目を確認し、不足があれば追加の検診を検討してください。
Q4. 生理中でも受検できますか?
A. 公式FAQでは、尿に血液が混入して結果に影響が出る可能性があるため、生理中を避けることが案内されています。生理中は参考値として扱われる旨が記載されているページもあります。可能なら生理中を避けて受検するのが安全です。
Q5. 妊娠中や20歳未満でも受検できますか?
A. 公式FAQでは、妊娠中・20歳未満は原則対象外とされています。受検自体は可能でも、結果は参考値として扱う旨が記載されています。該当する方は、受検前に公式の案内を確認し、必要があれば医療機関に相談してください。
Q6. 料金はどれくらいですか?
A. 公式サイトでは、購入形態(1回のみ/定期便)とあわせて料金表示があります。料金は変更される可能性があるため、申込時点で確認してください。
Q7. 結果を受け取ったあと、どうすればいいですか?
A. リスク評価は受け止め方が難しいことがあります。不安が強い場合や、次に何をすべきか迷う場合は医療機関に相談し、症状の有無や検診歴も踏まえて次の行動を整理してください。
Q8. 当院ではマイシグナルを強く勧めていますか?
A. いいえ。本記事の目的は、検査の理解を助け、誤解を減らすことです。受検の要否は、年齢・症状・検診歴・不安の程度などにより異なります。必要に応じてご相談ください。
予約・お問い合わせ
やさしいクリニック 広尾 白金
電話:03-6456-4990
公式HP:https://yasashii-clinic.jp
ご予約
https://line.me/R/ti/p/@744yxkjg
免責(医療機関としての重要な注意書き)
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状がある場合や、強い不安がある場合は、自己判断で検査サービスのみで済ませず、医療機関にご相談ください。検査内容・対象がん種・料金・提供形態は変更される可能性があるため、必ず申込時点の公式情報をご確認ください。
医師監修表記
◼️ 執筆者
大野 安将(おおの やすまさ)/やさしいクリニック 広尾 白金
◼️ 監修医師
麻酔科専門医 鈴木 崇文(すずき たかふみ)
(監修範囲:記事内容の医学的妥当性、一般的ながん検診の説明、リスク評価検査の位置づけに関する表現の確認)
◼️ 運営主体
医療機関:やさしいクリニック 広尾 白金
標榜科目:内科/皮膚科/アレルギー科/ペインクリニック内科
住所:東京都渋谷区恵比寿2丁目31-3 O-KA building 3F
電話:03-6456-4990
URL:https://yasashii-clinic.jp
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