【FAQ】診断書・治癒証明書・罹患証明書・診療情報提供書(紹介状)・保険会社書類・英文書面まで(申請のコツ/日数/費用/よくある落とし穴)
2026/2/18
結論
・診断書などの書類は「目的(誰に何を伝えるか)」で必要項目が変わります。先に用途を決めると最短で出ます。
・医療機関が第三者(会社・学校・保険会社など)に診療情報を提供するには、原則として本人の同意が必要です(守秘義務の観点)。
・当院は診断書/治癒証明書/罹患証明書/診療情報提供書(紹介状)を日常的に対応。患者さんの要望があれば、その他の書面(意見書・就労可否・各種申請用など)や英文書面にも可能な範囲で対応します。
0)書類作成の最短チェックリスト(Yes/No)
Yesが多いほど、やり取りが減って“早く・正確に”仕上がります。
□ 提出先(会社/学校/保険会社/入国管理/航空会社など)が決まっている(Yes/No)
□ 書類名(診断書・治癒証明書・罹患証明書・診療情報提供書など)が分かる(Yes/No)
□ 指定フォーマット(PDF/紙)がある(Yes/No)
□ 目的(休職・復職・登校許可・保険請求・紹介状など)を1文で言える(Yes/No)
□ 記載してほしい項目(診断名・期間・就労制限・通院頻度など)が分かる(Yes/No)
□ 「いつまでに必要か(期限)」が分かる(Yes/No)
□ これまでの経過が分かる資料(健診結果・他院の検査結果・薬手帳など)がある(Yes/No)
□ 本人確認書類(保険証等)を提示できる(Yes/No)
□ 会社や保険会社へ提出する場合、情報提供の範囲に同意できる(Yes/No)
□ 英文書面なら「提出先が求める言い回し(fit to work/fit to fly等)」が分かる(Yes/No)
1)診断書・治癒証明書/罹患証明書・診療情報提供書
【診断書(Medical Certificate)】
・病名や状態、就労/登校の可否、療養期間などを、診察に基づいて医師が記載する書類。
・提出先の目的で書く内容が変わるため、用途の確認が重要。
・第三者提出は原則として本人同意が必要。
【治癒証明書・罹患証明書】
・感染症などで「罹患した事実」や「治癒(登校・就業可能)」を示す目的で求められることがある。
・学校や組織によって必要書式や必要項目が異なるため、指定様式の持参が最短。
・提出要件の例として、治癒したことを証明する書類や就業・登校許可証明の提示を求めるケースがある。
【診療情報提供書(紹介状)】
・他院での診療が必要な場合に、診療経過や検査結果、依頼内容を医師から医師へ伝える文書。
・専門医・高次医療機関への紹介、転医、セカンドオピニオン依頼など用途がある。
・診療に基づき必要性を認め、患者へ説明し同意を得て提供する考え方が示される。
2)当院
・予約メニュー:内科
・ご予約はこちらから
FAQ
A. よく質問いただくこと
Q1. 診断書って、受診したその日に出ますか?
A. 内容と必要情報次第です。単純な証明は当日可能なこともありますが、経過確認や指定様式が複雑だと後日になることがあります。
Q2. 会社・学校の指定用紙があるけど、持っていけばいい?
A. はい、最短です。指定用紙の有無で記載項目が大きく変わるので、必ず持参してください。
Q3. 予約メニューはどれを選べばいい?
A. 基本は「内科」です(書類目的でもOK)。症状が皮膚や痛み中心でも、書類の要件整理は内科枠で対応できます。
Q4. 何を持っていけば書類が早い?
A. 指定用紙、提出先の条件(何を書けと言われたかのメモ)、薬手帳、過去の健診/検査結果があれば十分です。
Q5. 書類の“目的”って何を言えばいい?
A. 「誰に」「何のために」「いつまでに」の3点です。これが揃うと作成の迷いが消えます。
B. 診断書(会社・学校・保険会社など)
Q6. 診断書に書けること/書けないことは?
A. 医師が診察や記録に基づいて確認できる事実は書けますが、確認できない過去の出来事や推測は書けません。
Q7. 「休職が必要」と書いてもらえますか?
A. 症状と業務内容、就労制限の必要性を踏まえて判断します。書式があればそれに合わせます。
Q8. 「復職可能」「軽作業なら可」みたいな書き方もできますか?
A. 可能です。勤務形態(立ち仕事/夜勤/運転/危険作業)を教えてもらうと精度が上がります。
Q9. “病名は書かないでほしい”と言われた。できますか?
A. 提出先の要件次第です。病名が必須の様式なら省略できないことがあります。
Q10. 診断書のコピーを何枚も欲しい。
A. 可能です。提出先ごとに書式が違う場合は、それぞれ作成が必要になることがあります。
Q11. 代理人(家族)が受け取りに行ってもいい?
A. 原則は本人確認と同意が必要です。診療情報は個人情報なので、取扱いには同意が求められます。
Q12. 会社に提出するから、内容を会社へ直接送ってほしい。
A. 原則、本人同意なしで第三者へ提供はできません。送付が必要なら同意と手続きが必要です。
Q13. 「通院証明書」って診断書と違う?
A. 目的が通院の事実証明なら、診断書より簡易な書面で足りることがあります(提出先要件に合わせます)。
Q14. 「就業制限(マスク/隔離/在宅)」を書いてほしい。
A. 症状と感染状況、職場環境を踏まえて判断します。必要なら期間と条件を明確にします。
Q15. 「欠勤期間」を正確に書いてほしい。
A. 受診日以外の期間は確認できる情報が限られるため、記載方法は提出先の要件に合わせて相談します。
C. 治癒証明書(登校/登園/出勤などの再開に必要なもの)
Q16. 治癒証明書って必ず必要?
A. 必ずではありません。学校や職場のルールで必要になることがあります。
Q17. どんな内容が書かれることが多い?
A. 例として、病名、療養期間、登校許可日、医療機関名などを求める学校があります。
Q18. インフルやコロナでも治癒証明書が必要?
A. 組織ごとのルール次第です。感染症の種類により、領収書や診断書等で代替する運用も見られます。
Q19. 「登校許可証」「就業許可証」との違いは?
A. 呼び方が違うだけで、目的は“再開可能の確認”で同じことが多いです(様式が指定されるケースが多いです)。
Q20. 治癒の判断はどうやって決める?
A. 症状の経過、解熱状況、必要なら検査や診察所見で判断します(提出先の要件も確認します)。
D. 罹患証明書(病気にかかった事実の証明)
Q21. 罹患証明書はいつ必要?
A. 学校、保険、イベントキャンセル、職場の欠勤扱い整理などで求められることがあります。
Q22. 「いつからいつまで罹患していた」と書けますか?
A. 受診日や検査日など記録に基づいて記載します。受診前の期間は確認できる範囲での表現になります。
Q23. 罹患証明は領収書で代わる?
A. 組織によっては領収書や明細で足りる場合があります。提出先の要件が最優先です。
E. 診療情報提供書(紹介状)・診療情報提供料の話
Q24. 診療情報提供書(紹介状)って何?
A. 他院での診療が必要なときに、担当医へ診療経過や依頼内容を伝える文書です。
Q25. どんな時に紹介状が必要?
A. 専門医受診、高次医療機関での精査、転居に伴う転医、セカンドオピニオン依頼などです。
Q26. 紹介状があると何がいい?
A. 検査や治療の重複を減らし、診療がスムーズになります(目的が伝わるのが最大メリット)。
Q27. 紹介状は本人が持って行く?病院へ直接送る?
A. どちらもあり得ますが、第三者への提供には同意が前提です。
Q28. 「診療情報提供料」って何?
A. 医療機関間の連携のために、診療に基づき必要性を認め、説明と同意の上で文書提供した場合に評価される仕組みがあります。
Q29. セカンドオピニオン用の資料作成もできますか?
A. 可能な範囲で対応します(提出先の要件と必要資料が分かると確実です)。
F. 保険会社・傷病手当金・各種申請
Q30. 保険会社の指定書類は書けますか?
A. 可能な範囲で対応します。指定様式がある場合は必ず持参してください。
Q31. 傷病手当金の書類は対応できますか?
A. 可能な範囲で対応します。就労不能期間や状況を確認し、様式に沿って記載します。
Q32. 「就労可否」「勤務制限」「通勤可否」も書ける?
A. 書けます。仕事内容(立ち仕事/運転/夜勤/重い物)を共有してください。
Q33. 「意見書」「申請書(公的制度)」もお願いできますか?
A. 目的と様式次第で対応します。必要事項が多いほど、事前に要件共有があると早いです。
Q34. 交通事故(自賠責)や労災の書類も?
A. 労災対応のクリニックではないため基本的には対応不可です。
Q35. キャンセル料免除用(旅行/ホテル/イベント)の証明書は?
A. 可能な範囲で対応します。提出先が求める記載項目(受診日・症状・渡航不可など)を確認します。
G. 英文書面(English Medical Certificate / Letter)
Q36. 英文診断書は作れますか?
A. 可能です。提出先の国・機関・様式(フォーマット)を持参すると精度が上がります。
Q37. どんな英文書面が多い?
A. Medical certificate(診断書)、fit to fly(搭乗可否)、fit to work(就労可否)、vaccination record(予防接種関連)、medication certificate(薬剤携帯証明)などが一般的です。
Q38. “英文で病名を書きたくない”は可能?
A. 提出先の要件次第です。診断名が必須のケースでは省略できません。
Q39. 英文の署名やスタンプが必要と言われた。
A. 要件に沿って対応可否を判断します。提出先の指定(手書き署名、施設印など)を事前に共有してください。
Q40. 翻訳だけ頼める?
A. 医師が内容の正確性を担保する必要があるため、原則は診察に基づく作成になります(提出先要件に合わせます)。
H. よくある落とし穴
Q41. 「今すぐ出して」って言えば早くなる?
A. 早くなるのは、既に必要情報が揃っている時だけです。様式と要件が揃うほど早くなります。
Q42. 前に別の病院でもらった診断書と同じ内容でいい?
A. 目的と時点が同じなら近づけられますが、基本的には当院で診療して、その上で確認できる範囲での記載になります。
Q43. “原因は仕事のせい”と書いてほしい。
A. 因果関係の断定は難しいことが多いです。提出先が求める表現に合わせ、確認できる事実を中心に記載します。
Q44. 「完治」って書いてほしい。
A. 完治の定義は提出先で違います。医学的には「症状が消失し再発リスクが低い」など表現が変わるため、要件に合わせます。
Q45. 診断名を変えて書いてほしい。
A. 診察に基づき適切な記載をします。事実と異なる記載はできません。
Q46. 会社にバレたくない情報がある。
A. 守秘義務と個人情報の観点から、提供範囲は本人同意に基づき調整します。
Q47. 郵送で受け取れますか?
A. 基本的にはご来院をお願いしていますが、ケースによります。本人確認や同意手続きが必要になるため、まず要件を共有してください。
Q48. 何回も修正が必要になりそう。
A. よくあります。提出先の“差し戻し理由”をスクショで持ってくると、修正が一発で終わりやすいです。
I. 当院で対応しやすい書類一覧
Q49. どんな書類を普段扱ってる?
A. 診断書、治癒証明書、罹患証明書、診療情報提供書(紹介状)、通院証明などです。
Q50. 他にも頼める?
A. 患者さんの要望があれば、意見書、就労可否、勤務制限、登校/登園関連、キャンセル証明、英文書面など可能な範囲で対応しますので相談ください(様式と要件があると最短)。
J. 受診前に用意するといい情報
Q51. 受付で何て言えばいい?
A. 「書類作成希望、提出先は〇〇、書類名は〇〇、期限は〇月〇日、指定用紙あり(orなし)」でOKです。基本的には当院のテンプレートで記載させていただいています。
Q52. 会社に出す診断書のテンプレ項目は?
A. 診断名(必要なら)、療養期間、就労制限、受診日、医師所見が定番です(会社様式に従います)。基本的には当院のテンプレートで記載させていただいています。
Q53. 学校に出す治癒証明のテンプレ項目は?
A. 病名、療養期間、登校許可日、医療機関名などが例として挙がります。 基本的には当院のテンプレートで記載させていただいています。
Q54. 紹介状のテンプレ項目は?
A. 依頼目的、現病歴、既往歴、検査結果、治療経過、投薬内容などが一般的です。 基本的には当院のテンプレートで記載させていただいています。
K. 料金・所要日数・受け取り
Q55. 書類の料金はいくら?
A. 書類の種類と記載量で変わりますが、日本語の場合は2,200円〜5,500円です。お電話口にて確認いただけると確実です。
Q56. 何日くらいで受け取れる?
A. 目安は「必要情報が揃っている=早い」「不足がある=遅い」です。期限がある場合は最初にお電話にてお伝えください。
Q57. 受け取りは窓口だけ?
A. 原則は窓口が確実です。郵送などは本人確認・同意の手続きが必要になるため、可否は個別に判断します。
Q58. 再発行はできますか?
A. できますが、同じ内容でも再作成扱いになることがあります。提出先の要件が変わった場合は差し戻し理由を持参してください。
Q59. “診断書の有効期限”はありますか?
A. 医療側で一律の期限があるというより、提出先が「発行から〇日以内」など条件を定めることが多いです。
L. 同意書・情報提供(紹介状や保険会社など)
Q60. 同意書って必ず必要?
A. 第三者へ診療情報を提供する場合は、原則として本人同意が前提です。
Q61. 会社や保険会社から「病名・検査結果も全部書いて」と言われた。
A. 記載範囲は本人同意と提出先要件のバランスで決めます。不要な情報まで広げない設計も可能です。
Q62. 紹介状で「この病院のこの科へ」と指定できますか?
A. 可能です。宛先(医療機関名・診療科・担当医名)が分かるとスムーズです。
M. 英文書面の詰まりポイント(渡航・留学・ビザ・航空会社)
Q63. 留学やビザで「英文の健康証明」が必要と言われた。
A. まず指定フォームの有無を確認してください。英文診断書や予防接種関連の証明を求めるケースがあります。
Q64. “fit to fly(搭乗可能)”を書いてほしい。
A. 可能な範囲で対応します。航空会社や保険の指定項目(症状、治療、渡航可否の条件)を持参してください。
Q65. “fit to work(就労可能)”を英語で書いてほしい。
A. 可能です。勤務内容(night shift / driving / heavy liftingなど)を共有すると、誤解のない表現になります。
Q66. 英文書面で「過去のワクチン歴」を書いてほしい。
A. 証明できる資料(母子手帳、接種記録、抗体検査結果)が必要です。英文の予防接種証明や関連書面が扱われる例があります。
Q67. 英文診断書はどの程度“英語っぽく”してくれる?
A. 目的が通じることを最優先に、必要なら医学的に自然な英語へ整えます(提出先の指定表現があればそれに寄せます)。
Q68. パスポート名(ローマ字)で書く必要がある?
A. 提出先はパスポート表記を求めます。氏名スペルを事前に提示してください。
参考情報(公的・一次情報中心)
・厚生労働省:診療情報の提供等に関する指針(同意と守秘義務の考え方)
・個人情報保護委員会(PPC):医療・介護分野の個人情報取扱いQ&A
・医学書院(解説):診療情報提供書の意義・種類
・診療情報提供料(通知の引用解説):説明と同意、文書交付の考え方
・学校/大学の運用例:治癒証明・就業/登校許可証明の要件例
・英文書面の例(種類の整理):medical certificate / vaccination / fit to fly等
まとめ
書類は「用途」で内容が変わるので、提出先と期限を先に決める。
第三者への診療情報提供は原則として本人同意が必要。
診断書は診察や記録に基づく“確認できる事実”を記載する。
治癒証明/罹患証明は学校・職場の指定様式が最優先。
診療情報提供書(紹介状)は医師間で経過と依頼目的を共有する文書。
診療情報提供料は、必要性を認め説明し同意を得て文書提供した場合に評価される考え方がある。
指定様式持参があれば確実です(特になければ当院フォーマットで作成)。
“病名を書かない”は提出先要件次第で不可の場合がある。
英文書面は提出先の国・機関・様式の持参や、提出先に確認が確実です。
予約メニューは「内科」。
執筆者・監修者・運営情報
◼️ 執筆者
大野 安将(おおの やすまさ)
◼️ 監修者
鈴木 崇文(すずき たかふみ)
麻酔科専門医
やさしいクリニック 広尾 白金
日本麻酔科学会 所属
日本内科学会 所属
日本集中治療医学会 所属
日本心臓血管麻酔学会 所属
◼️ 運営主体
診療所名:やさしいクリニック 広尾 白金
標榜科目:内科 皮膚科 アレルギー科 ペインクリニック内科
住所 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2丁目31-3 O-KA building 3F
URL :https://yasashii-clinic.jp
◼️ 最終更新日
2026年2月18日
◼️ 免責事項
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、診断や治療の代替にはなりません。症状がある場合は必ず医師にご相談ください。記事の内容は執筆・監修時点の最新情報に基づいています。
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